実家での一人暮らしを終えて、
朝から京都での引っ越しだった。
そして、今日は僕にとって学生最後の日だった。
学生生活の最後の思い出にと思って、学食に行った。
ルネなので、わりと年齢層が低かった。
京大生の様子を眺めながら
京大の女の子は、
東大と比べて垢抜けてない感じがいいなー
とか、そんなアホなことを考えながらご飯を食べた。
こうして僕の学生生活が終わった。
大阪の実家に帰ってきた。
と言っても、
今は皆出かけているので
しばらく実家で一人暮らしだ。
実家で一人だと、なんか変な感じがする。
今日は、院生室の送別会だと僕が思っていたものがあった。
二次会で、はらさんが乾杯してくれなかったのが
唯一の心残りだ。
京都にはオオゼキはないので、
オオゼキキャッシュバックカードをやた子にプレゼントした。
引っ越しの準備をしてて、
教育実習の記録簿が見つからず
へこんでいたのだが、
どうもパリに行ってたために返却を受け取り損ねてたようで
今日、事務に行ったら事務の金庫に保管されてた。
ついでに学位記も届いていたので、
事務の人にプチ授与式をやってもらった。
あとは生協の出資金を返してもらったり、
学生共済の残りを解約したり。
科研費関係の手続きもしたので、
これで東大での手続きは全部終わったはず。
夜は数論の送別会だった。
一次会で、一応
全員自己紹介をしようということで
順番に名前と所属と指導教員を言っていったのだが、
最後に自己紹介した人の指導教員が
Alexander Grothendieck で沸いた。
今日は本気出したら、引っ越しの準備がだいぶ進んだ。
この前処分したプリンターの
説明書やら保証書やらが入った袋があったので、
捨てようと思ったのだが、
なんとなく中身をチェックしていったら、
その中に入ってる封筒に1万円と214ドルが入ってた。
なんでこんなところに…。危なすぎた。
そろそろ本気で引っ越しの準備始めないと
ヤバイ気がしてきた。
明日から本気出す。
ヴェイユのケーラー多様体の本が
和訳されたらしい。
訳したのが、佐武先生と小林(昭)先生
っていうのがなんかすごい。
最近は、いつ2階にGo!してもおかしくない状態だ。
京都にも2階があるか、調べた方がいいかもしれん。
今日は感動的に涼しかった。
事務のIさんが、ものすごいラフな格好で
テニスしにいくのを見た。
依然として集中力が欠如している状態なのだが
何もやらないわけにもいかないので
次の査読に手を付けることにした。
とりあえずフランス語なのだが、
フランス語を直すという仕事は放棄することにする。
今日は11期の友人たちに送別会をしてもらった。
大学一年の春の合宿で
初めて同期の奨学生で集まった時は、
自己主張が極端に強い人が多くて、
こんな連中とは付き合ってられない
と、思ったものだった。
それが、いつの間にやら仲良くなって
今でも交流が続いているのだから、不思議なものだ。
今日は、9月で僕とさのが東京からいなくなる
ということでベローチェ解散会というものを、
つっしーとさのと僕の三人でやった。
ベローチェでは、よく勉強したし、
二人とは、ベローチェでいろんな話をした。
特に、僕が数学を辞めようかと思ってた頃は、
色々と悩みを聞いてもらったものだった。
さのは常に無反応だったが。
とりあえず居酒屋に行って、
あの店員が可愛かったとか、
あの店員とあの店員が付きあってたとか、
ベローチェ解散会らしい話題で大いに盛り上がった。
あと、ベローチェと関係ないとある人の話題でも
盛り上がったのだが、それがだれかはここには到底書けない。
最後は松濤のベローチェに行って、
閉店までしゃべっていた。
やらなきゃいけないことが進まない。
今読んでる論文の著者は、
英語圏に住んでる、非英語圏出身の人なのだが、
書いてる英語が変な気がする。
冠詞が抜けまくってるし…。
英語のしゃべれない僕が、
英語がペラペラな(ように僕には見える)人の
英文を直さないといけないのは理不尽だ。
大西がアツい一歩を踏み出したらしい。
最近ボケっとしてることが多い。
今日は生協のレジで、値段の決まってるサラダを
サラダバー用のはかりに乗せてしまった。
レジの人も気づかなくて、あとでレシートを見て気づいた。
90円のサラダが50円になった。
やらなきゃいけないことに
手をつけ始めた。
D論審査があった。
この三ヶ月くらい、D論審査のことを考えるだけで
深く心が沈んだが、それも今日で終わりなわけだ。
明日から幸せに暮らしたい。
審査の後、先生たちとイタトマに行ったら、
たけし先生に
「今日は利害関係があるから今井くんにおごるのはマズイですね。」
と言われた。
逆じゃね?って思って
「僕がたけし先生におごるのがマズイんじゃないですか?」
と言ったら、それはそうかもしれないと言って、
200円のアイスコーヒーをおごってくれた。
たけし先生におごってもらったのは、これが初めてだった。