2014年12月


12/24(水)

アカウントの件だが、アメリカ大使館に相談したら、
なんと僕のオリジナルのアカウントを韓国のシステム上に移行してくれた!
ということは将来、日本でビザの申請をしようとしたら同じ問題が起きることになるが、
この際そんなことはどうでもいい。
申請料金のほうは現地のオーガナイザーの方に代わりに払ってもらって、
ソウルでのビザの面接を予約するところまでこぎつけた。
これでミッションにチャレンジする資格が得られたわけだ。
ここまで来たらやるしかない。


12/23(火)

とりあえず申請料金の支払いの問題はスルーして、
手続きを進められる範囲で進めようとしたが、
以前日本で申請したときのアカウントでは、韓国で申請できないことがわかった。
仕方ないので新しいアカウントを作って申請しようとしたら、
個人情報が一致する他のアカウントがあるから、そちらのアカウントを使いなさいと出た。
もうだめっぽい。


12/22(月)

先週末 Visa transfer が終わったという連絡を受けたので、
今日書類を受け取りに行ったら大変なことが分かった。
なんと Visa transfer でもらえるのは DS-2019 だけで、
ビザはもらえないらしい。
つまり、アメリカにいる分には問題ないが
一度出国すると戻ってこれない!
罠すぎて気絶しそうになった。
来月、韓国に行くのだが…。

それで MIT の事務の人から課せられたミッションは以下の通り:
韓国での一週間の滞在中に、韓国のアメリカ大使館でアメリカ滞在用のビザを取得せよ!

いや、さすがにこれは無理でしょう…。
ちょっと調べたら、韓国のアメリカ大使館で申請するための
料金の支払いが、韓国の国内の銀行口座からのみで、
一手目から詰んでるんですけど…。

ちなみにミッションに失敗した場合は、
ビザがないのでアメリカには入国不可、
学振ルールで日本には帰国不可、
ということで終了っぽい。

12/18(木)

無事 Cambridge に着いた。
思ってたよりも寒くない。

とりあえず昼から大学に行ってみた。
まず一番重要と思われる Visa transfer の手続きへ行ったが、
書類を一枚書いただけであっけなく終了。
問題なければ明日中にできるとのこと。

ビザの事務の人が、親切にも、
次に向かうべき数学科の事務の人の建物と部屋番号を教えてくれたので
さっそく向かった。
だが教えてもらった部屋番号の部屋が存在しないという罠。
仕方ないので昔届いたメールから正しい部屋番号を調べて
なんとかたどり着いた。

次に数学科の事務で、
僕のオフィスの鍵と部屋番号を書いた紙を受け取って、オフィスに向かった。
だが到着した部屋のプレートには、名誉教授室と書いてあって、
僕でも名前を知っているような他分野の大御所の先生の名前が何人か書いてある。
これどう考えても罠だろと思いつつ、鍵を開けようとしたら案の定開かない。
仕方ないので数学科の事務に戻って
「これ部屋番号間違ってますよね?名誉教授室だし。」
と言ったら、
「いやあってるよ。この鍵を試してごらん。」
と言われて別の鍵を渡された。
で、その鍵を試したら開いてしまった。罠すぎる。
というわけで MIT の名誉教授室がオフィスになった。


12/16(火)

Berkeley 滞在も明日で終わり。
今日はついに Sather Tower にのぼった。


12/3(水)

今日は数学科の数論セミナーがあった。
このセミナーは講演時間が決まっておらず、
講演者が最初に講演時間を尋ねると
オーガナイザーのRさんが、満面の笑みで
「好きなだけ話していいよ。ただし長くやるときは途中でちょっと休憩をはさんでね。」
と言うのがお決まりだった。
とは言っても、いつも50分か60分で終わるのだが。

今日は最初にそのやり取りはなかったが、
一時間くらいたったところで、講演者が
「ここで5分休憩を取ります」
と言ったら、いつも笑顔のRさんの表情が一気に曇ってた。


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