2023年6月


6/20(火)

昨日ドイツから帰ってきた。それで今日はランチタイムの後中国ビザ申請へ。
着いたらとりあえず受け付けをすませ呼ばれるのを待つ。
噂に聞いてたよりはすいてる感じ。
待ってる間に、書類不備で追い返された人が、
次に予約が取れるのは一か月後だと言っていた。
行くのは三週間後なので書類不備があったら終わる。
20分ほどして呼ばれた。
書類のチェックもサクサク進んでいったのだが、
最後の招聘状の署名欄でチェックの手が止まった。
「この署名してる人は中国人ですか?」
えっ。この人は確かに中国国籍ではないかもしれない…。
しかしそんなことが問題になるのか?
「えーっと、中国の研究所の所長なんですけど…。」
「中国人なら漢字の名前があるので、漢字での署名が必要です。
そうでないならこの人のパスポートの写しが必要です。
このままだとまず間違いなくビザは発行されないでしょう。国籍は確認できますか?」
えー!そうなの?Wikipediaで確認すると、やはり中国国籍ではない。
ただし漢字の名前はある。
「中国国籍ではないけど漢字の名前はあるみたいです。」
「では漢字での署名が必要です。依頼できますか?」
「できますけど、いつまでに必要なんでしょうか?」
「あと一時間でビザセンターは閉まります。それで終わりです。」
終わったかもしれない…。
「とりあえずメールしてみます。」
とりあえず研究所にメールで依頼した。
30分くらいひたすらメールチェックするが返事が来ない。
そこへさっきの担当の人がやってきて、「どうですか?」と聞いてきた。
あたりを見ると、もうあまり人がいない。
要はビザ申請の列がはけて、
僕があきらめれば仕事終わりで帰れる状態になったということだ。
「いやまだ…、あ、今なんか来ました!確認します!」
確認したら漢字署名付きの招聘状が添付されていた。
それを AirDrop して、印刷してもらって申請完了。危なかった。
しかし、この招聘状でビザを申請している人はたくさんいると思うのだが
どうなっているんだろうか?


inserted by FC2 system